【内容】 ①アートに関係するキワードを挙げて、 それについて意見シェア→ミニワーク ②ミュージアム・ナイトを構想する |
①ミニワーク (平野智紀)---------------------------
1.A3の用紙の真ん中に、それぞれ1つずつ、キーワードを記入する
2.1人1枚ずつ持ち、制限時間2分で、そのキーワードについて思うことを、単語、文章、絵などで表現する
3.2分経ったら、次の人に回す
2・3を繰り返す。前に書いた人のを受けてもいいし、全く新しいことを書いてもOK
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参加者7人
お題:美術館-正しい集客法 意見・キーワード: マネージメント、PRの必要性 常設展の問題 フリーチケット制 WSの企画 また来たいと思わせる ---------------------------------------------------- お題:Art Archive 意見・キーワード: formal education / informal educationについて デジタル・アーカイブ進んでない ←→ フラン スのルーブルのデジタルアーカイブ計画 展覧会のカタログとアーカイブ 写真のアーカイブ制 一次資料、二次資料でもある アーカイブの蓄積、知の蓄積 アート作品と資料の関係の問題 -------------------------------------------------- お題:アートの社会的意義は? 意見・キーワード: 活動的な文化、意識、問題を意識化する装置 Chim↑Pomのパフォーマンス→社会的インパクト 共感・癒し 議論や意見発言のためのきっかけ-道徳の授業での利用 様々なアート-パフォーマンス・モダン・ヴィジュアル アートに限らず文化の社会的意義とは? ------------------------------------------------- お題:アート≠特別を理解してもらうには 意見・キーワード: 生活に根ざした非日常、日常生活の中にあるもの 海外ではArt /博物館をどのように捉えているのか Art という概念自体が壁 美術家・運営側のアプローチ足りない? ----------------------------------------------- お題:はじめて美術館行くきっかけ 意見・キーワード: 学校の遠足-モナリザ展に並ぶ 入場券が当たる、「子供もう1回券」 「〇〇ついで」にってのができない →上野、美術館しかない →官民の連帯 「福岡アジア美術館」 美術館が好きという気持-癒し --------------------------------------------- お題:「美術館で学ぶ」ってどういうこと? 意見・キーワード: 感覚的に鑑賞・知識をもって鑑賞 学ぶ→新たに気がつく、理解する ベンキョウ的な学びではないもの こどもが見る視点、大人が見る視点の違い -------------------------------------------- お題:展示は舞台、美術館は劇場か? 意見・キーワード: 劇の一回生と常設展示 エンターティメントとして類似点あり |
【ディスカッション】
・ボストンの科学博物館での館内お泊りイベント
http://www.mos.org/events_activities/overnight_program
恐竜の骨の展示などの横で寝袋を持ってお泊りする子供向けプログラム
→驚き!!
→でもなんでこんなに驚いてしまうのか?-やはり美術館が非日常なところって意識が強いのと認識
→暮らしの場のひとつの空間として存在する場にという名がついていない文化施設「ラフォーレ原宿」
→「美術館」
・デートコースとして、ドレスコードを指定してシックなナイトイベントに
→知的な場、ステータスがある場であることは大事にするべき
→ただ飲んだり・食べたりする場になってしまうようならダメ
・六本木アートナイトの夜間開館に関して
→酒臭い人が酔った状態でアート鑑賞-そのような機会にしかありえないこと
→不快に感じる人も
・お寺のミュージアム的体験の可能性
→浅草寺とかよさげ
→伝統的な場の体験、建築遺産
→Gucciグッチ創設90周年:京都・金閣寺方丈でアーカイブ 伝統的な空間とファッションプロダクトのコラボレーション斬新!!
http://www.gucci.com/jp/worldofgucci/articles/kyoto-firenze-project#2
[オフレコ]-------------------------------
~勉強会終了後のごはんの席にて~
作品を買うということに関して
Point1→自分が魅力を感じてアーティストを応援したいから
→アーティストと交流を持つ、対話をする
→アーティストがいない展示会で作品を買うことに驚き
Point2→作品を触りたい、手に入れたいから (立体作品が多い)
→アーティストが誰かというより作品そのものを気にいった時
Point3→値段をつける難しさ
→作る側としては、誰かにあげるものとして作った作品はその人をイメージして作る
それ以外の「自分のため」につくる作品に価値をつけるのは難しい、
人の手に渡る事に関して恥ずかしさをおぼえる
Point4→美術館や博物館という場が好きだから、作品そのものを買いたいと感じたことはない
作品を見る時
Point1→作品を自分でも制作するから、作品を見る時はつい技法や展示の仕方が気になる、
アイディアを吸収したいと思う
Point2→作品を制作するけど、それと作品鑑賞は別の行為。作品をアイディア集めとして見ることはあまりない
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*勉強会会場に関して
Lays Union Cafe 池袋西口近く。
静かで素敵なカフェ、無線Lan使用可。
イベントスペースも併設されている
http://www.lays-union.com/